キャンプギア

冬キャンプの石油ストーブ 対流式と反射式どちらがおすすめ?特徴と両方使った感想

1.はじめに

冬キャンプの寒さ対策といえば、ストーブがかかせませんよね!
特に石油ストーブは、薪や電気・ガスストーブに比べて取り入れやすく、暖まりやすいのが特徴です。

石油ストーブの中でも、対流式と反射式があります。
「うちのテントでは、どっちを買ったらいいの?」と思われる方、多いのではないでしょうか?

今回は、対流式と反射式の特徴や、オススメの使い方をご紹介します。

 


2.特徴

対流式ストーブと反射式ストーブ

対流式ストーブと反射式ストーブの特徴について、ご紹介します。

①対流式

対流式ストーブ

対流式ストーブは、熱を上部から出し、部屋全体をじんわりと暖めてくれます
そのため、テントの真ん中に置く方が暖まりやすいです。

パワーは反射式より強いため、大きいテントでも使用できます。
サイズも大きく、反射式より高価です。

また、ストーブ上部から熱が出るのを活かして、調理もできます。
我が家はお湯を沸かしたり、湯たんぽを温めたりするのに使っています。

見た目もキャンパー好みな、オシャレなものが多いです。

②反射式

反射式ストーブ

反射式ストーブは、熱を前面から出すため、前にいるととても暖かいです。
全体を暖めるのは時間がかかるので、小さいテント向きです。

テントの端に置くことができ、サイズも小さいので、対流式より場所を取りません。

また、対流式よりも安価です。

反射式でも、湯たんぽを温めることは可能です。

見た目は対流式に比べて家庭感が出やすいです。
なので、我が家はスプレーで色を塗り、ステッカーを貼って使っています。

 

以上、特徴です。

どちらも暖かい空気が上部に溜まるので、ファンやサーキュレーターを回して空気を循環させる方が快適に過ごせます。

ストーブ上に置いたファン
サーキュレーター

サーキュレーターをYahoo!で確認する

 


3.選ぶポイント

無料AC

実際に両方使用している我が家が思う、選ぶポイントをまとめました。

①テントの大きさに合わせて選ぶ

大型テント(スカイパイロットtc)

石油ストーブは火を弱くすると一酸化炭素中毒の恐れがあるため、火のパワーはほとんど調整できません
そのためパワーが大きすぎると暑くなりすぎ、結露の原因にもなります。

頻繁に付けたり消したりするのも手間です。

またパワーが弱すぎると暖まらないため、寒さに耐えられません。

 

対流式がオススメのテント

対流式ストーブの使用例

シェルター型テントや2ルームテントなど、大型のテントでは対流式がオススメです。

適応畳数が木造7畳以上のパワーの対流式ストーブを選ぶ方が多いです。

例 :トヨトミ、コロナ

コロナストーブをamazonで確認する

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我が家は、サバティカルのスカイパイロット(大型のシェルター型テント)の時に、対流式のコロナストーブ(適応畳数:木造13畳)を持っていっています。

中型のテントをお使いの方は、コンパクトな対流式ストーブでも十分暖まります。車載も少し楽になります。

例 :アルパカ、レインボーストーブ

アルパカストーブをYahoo!で確認する

 

反射式がオススメのテント

反射式ストーブの使用例

2〜4人用の小さいテントやワンポールテントでは、反射式をオススメします。
一般的には、ワンポールテントは対流式が良いと言われますが、真ん中に対流式のストーブを置くと場所を取ってしまいます。

子供がいると、ストーブに触ってしまわないようにガードを置くため、さらに場所がなくなります。
かと言って端に置くと、ストーブ上部の熱でテントが変色したり燃えたりしないか気になってしまいます。

反射式であれば端に置けるので、対流式ほど場所を取りません
子供がストーブを触る可能性も低くなるため、特にファミリーキャンプにオススメです。

スモアのベル型テント(Bello400)で反射式ストーブを使用しました。
電気毛布・湯たんぽを併用して、とても暖かく過ごせました。

スモアのベル型テント(Bello400)を楽天市場で確認する

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②車載に合わせて選ぶ

対流式は反射式に比べて大きく、車載に悩む方が多いです。

テントが大きく車載に余裕がある場合は、対流式をオススメします。
車載に困る場合は、反射式の方が持っていきやすいです。

反射式と併用して、他の熱源(電気毛布や湯たんぽなど)で暖をとるのも1つの方法です。

 


4.ストーブを使うときの注意点

①こまめに換気を!

テントを大きく開けて換気中

換気することで、一酸化炭素中毒を防げます。
一酸化炭素は臭いがないため、充満していても気付きにくいです。

一酸化炭素警報機を置いて、対策しましょう。
我が家は違う種類の警報機を3つ用意しています。

一酸化炭素警報器

 

②ガス缶や燃えやすいものを近くに置かない

ガス缶は熱すると内部の圧力が上昇し、爆発する可能性があります。
また衣服は熱で燃えてしまい、火事になる恐れがあります。

特に反射式ストーブの場合、前面に物を置いたままストーブをつけると危険です。
金属のもの(ラックやテーブルなど)がストーブの近くにあると、火傷の原因にもなります。

 


5.まとめ

ストーブのあるキャンプ

石油ストーブの対流式と反射式の違いについて、ご紹介しました。

冬のキャンプを楽しむために、あったかギアであるストーブは必須ですよね!
テントや車載に合ったストーブを選び、安全に使用しましょう。

シーズン外にストーブを購入すると、安く買えることが多いです。
置き場所があれば、ぜひシーズン外の購入をオススメします。

快適なキャンプライフを!

 

石油ストーブを使用したキャンプをYouTubeにも上げています。
参考になればうれしいです。
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YouTube はなはちキャンプ☆

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(^^)/